「1つの世界」の奉仕者

私たちの世界を大切にすることは、正しい行為であり、ビジネス上も同じです。当社製品は、よりエネルギー効率の高いソリッドステートストレージ技術への移行に貢献しています。当社は、世界クラスの製造パートナーによる環境サスティナビリティとサプライチェーン管理への投資を活用しています。そして、当社オフィスでは、積極的にリサイクルと堆肥化を推進して、無駄のない電気と水の使用に取り組んでいます。当社が遵守している事業プロセスによって、当社の責任で提供する高品質の製品とサービスをお客様が常に享受できることを保証します。

ファブレスのビジネスモデル

半導体業界は、従来のIDM(垂直統合型デバイスメーカー)から、専門の業者が設計、製造、組み立てなどの業界のサプライチェーンの特定の工程に焦点を当て、専門分野に合わせて最適化した分解モデルへ進化しました。このモデルにより、Silicon Motion はファブレス企業として、環境サスティナビリティへの投資や、アウトソーシング先専門業者のサプライチェーン管理などを含むスケールメリット、技術的リーダーシップ、事業の優位性など活用できます。この細分化した業界モデルにより、チェーン全体を自社で構築し管理するよりもはるかに効率的かつ効果的なサプライチェーン管理が可能になると確信しています。

Silicon Motionはファブレス半導体企業として、IC設計に重点を置き、製造、組み立て、検査をサードパーティへアウトソーシングしています。 IC設計に特化することで当社の直接的な環境フットプリントは比較的小さくなります。これよりはるかに大きな間接的環境フットプリントの管理が当社の非常に大きな使命です。当社がアウトソースしているサプライチェーンは、コーポレート・シティズンシップのベストプラクティスのリーダーであるTSMCやASE / SPILなどの世界クラスのサプライヤーです。一例として、当社の主要ファウンドリサプライヤーであるTSMCは、世界で初めてRE100に参加し、100%再生可能エネルギーをグローバルに調達する活動を進めています。当社は各サプライヤーと工程、材料、歩留まりを監視し、企業の社会的責任を確実に実現できるよう緊密に連携しています。当社は、サプライヤーの水の消費量と温室効果ガスの排出量を削減するという目標達成に貢献しています。

製造原料に対する責任

当社サプライチェーンの各ファウンドリ、組立、検査、を担当する企業、および主要部品のサプライヤーは、RBA(Responsible Business Alliance)の行動規範を遵守しています。 当社の主要サプライヤーは全て、国際労働機関(ILO)の労働における基本的原則と権利に関する宣言と国連グローバルコンパクトを採択しています。さらに、RBA作成の紛争鉱物報告テンプレート(CMRT)を使用して原料である鉱物を追跡し、製品の製造に紛争鉱物が使用されないように、サプライヤーと緊密に協力して、DRCコンフリクトフリーサプライチェーンの実現を目指しています。

当社のファウンドリサプライヤーはTSMCとSMIC、組立および検査を扱うサプライヤーは、ASE 、SPILおよび京元電子(KYEC)です。 SSDソリューションでは、主にKioxiaとWestern Digital製NAND型フラッシュメモリを採用しています。 これらのサプライヤーは全て、企業責任を果たす業界のリーダー企業です。

当社では、製品に使用する鉱物の調達する際、「コンフリクト・フリー鉱物に関する声明」に従って調達しています(ドッド・フランク法第1502条で定める紛争鉱物には、コンゴ民主共和国またはその隣接国で生産するタンタル、スズ、タングステン、金が含まれます)。

ソリッドステートストレージが環境に適応

当社の事業は、NAND型フラッシュメモリを管理し、これらの半導体メモリコンポーネントを、データセンターでの採用が進むエンタープライズグレードのSSDから、PCで採用されているクライアントグレードSSD、ほとんどのスマートフォンで採用されるeMMC / UFSモバイル組み込みストレージ向けコントローラーなど特殊な集積回路の設計に重点を置いています。コントローラーとNAND型フラッシュメモリがなければ、私たちが慣れ親しんでいるスマートフォンは今日存在していません。さらに、大半の調査でSSDは、PCとデータセンターの両方の消費電力が大幅に少ないため、HDDと比較して環境に適していることが明らかになっています。

SSDのコストパフォーマンスがますます向上していることに加えて性能が強化され、フォームファクタが小さく軽量になって信頼性が向上し、電力の節約とバッテリー長寿命化に役立つため、OEMはPCやその他のクライアントデバイスでHDDからSSDに急速に置き換わっています。 SSDはHDDと比較して非常に効率性が高く、ファイル転送時の1ワットあたりのMBps(メガバイト/秒)で約5〜15分の1のみの電力消費で済み、スタンバイモードでは8分の1の電力しか消費しません。 SSDは、摩擦やノイズによってエネルギーを失う機械的な可動部品がなく、起動して動作速度まで加速するのに電力を消費することがないソリッドステートであるため、エネルギー効率が高くなります。

データセンターは世界中で特に電力消費が激しいため、SSDを使用することで恩恵を受けています。 SSDの利点には、信頼性と性能の向上だけでなく、運用メンテナンスの削減、占有スペースの削減、総ランニングコストの削減、そして一番重要な運転と冷却に使用する電力の削減があります。

製品の品質保証

当社は、1999年よりDNVからISO 9001の認証を取得しており、ISO 9000ファミリーの品質管理システムに準拠しています。顧客のニーズと期待を重視すること、会社のリーダーシップの目的と方向性を統一すること、経営に対するプロセス指向のアプローチおよび継続的なビジネスプロセス改善を含んだ多くの品質管理原則に基づく、ISO 9000ファミリーの完成された品質管理システムに準拠しています。 ISOに準拠することによってお客様は常に高品質の製品とサービスを確実に享受することができます。

当社製品は禁止されている化学物質を使用せず、全てRoHSおよびREACHの基準を満たしています。

低電力消費オフィス

各オフィスで積極的にリサイクルと堆肥化を実施し、焼却炉や埋め立て地に送られる廃棄物を最小限に抑えています。電気と水の消費量の削減方法を定期的に評価しています。電力消費量の削減については照明、空調、電子機器などに力を入れています。現在、当社のPCは全てSSDを使用していますが、その利点の1つは、電力消費量と二酸化炭素排出量の削減です。

サプライチェーンと環境 - 重要な指標

2018 2019 2020
環境マネジメント
#環境事故発生件数 0 0 0
環境ポリシーを文書化したサプライヤー 100% 100% 100%
エネルギー効率
事業所の電気使用量(MWh) 6,366 7,002 7,398
面積あたりの事業所の電気使用量(MMh/㎡) 0.470 0.480 0.424
温室効果ガス排出
IC製造・パッケージ・テスティング業界 温室効果ガス排出量(トン CO2e) 41,286 48,263 46,955
従業員平均温室効果ガス排出量(トン CO2e) 32 39 35
IC 1個当たりの温室効果ガス排出量(トン CO2e/IC) 0.063 0.088 0.081